残業の心理学〜サンプル数 1 〜

ブラックな会社に入ってしまい残業をいかに減らせるか日々格闘するサラリーマンの葛藤の話。

残業している人と定時で上がる人の時間の意識の違い

今度は新しい発見があった。

 

最初に今日の残業報告をすると2時間30分残業した。

僕的にはかなりアウトである。外角高めの打ちやすい場所ど真ん中のアウトである。

 

まず今日の仕事自体がハードであった。自主的な残業はこの時点で覚悟していた。

17:00に定時だが18:00にすべての作業が終わった。

18:00に作業が終わるのは極めて行幸といえるくらいの作業量だった。

 

 

じゃあ何が僕を残業にしたかというと上司のグチである。

 

 「はやく帰らせてくれ」と思ったのは言うまでもない。

作業でもなんでもなく時間を奪った多くは雑談だからだ。

 

とまあ僕のグチもこのくらいにして、では何が起こったかというと。

 

僕はまだ仕事を覚えきれていないところがある。それを新しい作業が増える時には教えてもらうのだがこの上司は言語化する能力が極めて低いことだ。

 

同じことを何度も繰り返して言うのである。

こういうたとえは不適切なのかもしれないが、お話が好きなご老人と話すと5分前に言ったことを繰り返し言うことがあるだろう。

それと同じことをする。5分経つとさらに5分前のことを繰り返し口にするという無限ループ。

 

説明も指示語「あっち」や「そっち」を多用し、自分は頭の中で分かっていることをそのまま口に出すのでわかりづらいうえに自分でも業務改善のまだ頭の中で整理ついていないことまで話始めるのでさらに話が長くなるうえに理解しづらいと、いいことがない。

 

この人にレポートを書かせたらめっちゃ文字数稼ぐだろうなぁと考える。

 

そして要点を踏まえれば15分で終わる作業と説明を1時間かけて説明される。

 

よし!これで帰れるぞ。と思って帰路につこうとすると本日のデータの打ち込みが一つ残っていたことに気付く。5分程度で終わる作業だ。

しかし、データの場所を忘れたので聞いたが最後。

談笑が始まる。

普段から残業をしたくないと言っているのにそのデータの制作者についてのグチを30分も聞かされる羽目になった。

 

教訓

データの場所を忘れたというのは自分の過失であり、普段から把握することを心掛け、上司に雑談の話題を提供しないようにする。

 

初めての作業は一回目は甘んじて覚悟を決め仕事内容を覚え、上司の出番をなくす。