残業の心理学〜サンプル数 1 〜

ブラックな会社に入ってしまい残業をいかに減らせるか日々格闘するサラリーマンの葛藤の話。

平山ユージが拓く小鹿野町クライミングの聖地二子山

秩父は知っていても小鹿野町を知らない人は多いのではないだろうか。

今回サゴジョーさんのプログラムで小鹿野町に四日間滞在してはじめて知った小鹿野町を紹介したいと思う。

 

平山ユージさんとクライミングの聖地二子山へ行く

わらじカツ

 

 

平山ユージさんとクライミングの聖地二子山へ行く

今回のプログラムに参加した一番の要因が平山ユージさんである。

平山ユージという光は私にとっては魅力的でまぶしすぎた。そしては私は夏のコンビニの羽虫のごとくその光に吸い寄せられるように小鹿野町に来たのである。

 

世界的クライマーの平山ユージさんに関してはここでは深く説明はしない。wikiっていただければと思う。

ただしこれだけは知っていただきたい。彼の異名は

「鬼の背中を持つ男」

そう、範馬勇次郎と同じ異名を持つ男だ。

平山ユージさんは現在、小鹿野町観光大使として活動していて、二子山のクライミング開拓をしている。ほかにも日本クライミングスポーツ協会副会長をしていたりクライミングジム「ベースキャンプ」を経営している。

 

一同は平山ユージさんと「ベースキャンプ入間店」から来ていただいた女性のホマレさんとケンスケさんを引率に二子山へ入山する。

 

登山口はちゃんとした駐車場は無いのでやむを得ず路肩に駐車か、タクシーで行くことになる。一同はタクシーで移動し時間になったらタクシーが再び来てくれるように言っておいた。

 

さて登山口から壁までのアプローチは約40分程度。かなり近い。

平山ユージさんは気さくで色んな質問に快く答えてくれたので私としては体感すごく早く感じた。正直、映像で観ていた平山ユージさんのイメージで勝手にイケイケ系or孤独が好きな人だと勝手に思っていたがとても人が好きな人のようだった。

 

初級の壁を素通りした。とは言え私から見ればすごい絶壁ですでに初老の女性がその壁を登っていた。

 

付いた先はさっきの初級と同難易度が違うかわからない絶壁だった。

ライフルをもったおっさんがラディッツの戦闘力とフリーザの戦闘力を比較できないのと同じだ。要するに外岩をまだしたことのない私にとっては次元が違うので難易度を比較、想像できないのだ。

 

まずケンスケさんが登る。

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平山ユージさんがビレイをする。難易度は失念したが6.だったはず。始めはぐんぐん上がっていくが途中難しいところがあったみたいだった。しかしケンスケさんは初めてのルートを一撃で登ってしまうのだった。

すごい。私はジムでは落ちてトライ&エラーで少しずつ登っていく前提で登っているのにこんな長いルートを保持し続けて一撃で登ってしまう。

 

次はホマレさん

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彼女はケンスケさんより少し難しいルートを挑戦する。確か難易度7.D。といっても難易度の数字は私はよくわかっていない。ホマレさんもこちらのルート初挑戦。

しかし何の苦戦も見られずすいすい登っていてしかもすごく楽しそうに登る。

私はすでに登ってみたくて体がうずうずしている。

 

そして時間が少し余っているということで平山ユージさんさんが登ってくれた。

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難易度はホマレさんよりさらに少し上の難易度7.B。

驚いたのは速さだった。

ケンスケさん、ホマレさんが10~15分かけていたところを平山ユージさんは5分で登ってしまった。これにはこの場にいた一同舌を巻いた。

 

そして平山ユージさんに質疑応答の時間を設けてもらった。二子山のルート開拓はまだまだたくさんの余地があると言っていた。すでにクライミングをしている人は楽しみにして通ってほしい。

 

そして一同は二子山を下った。

やはり岩には岩の絶景があるようだった。上手い人がのぼると自分も登ってみたくなる。

 

ライミング道具をそろえる決意を新たにする私だった。

 

わらじカツ


秩父のわらじカツはまっさきに思い浮かぶ人が多いのではないだろうか。

実はわらじカツは小鹿野町が元祖である。

四日目の帰り道に西武秩父駅前のわらじカツの安田屋を通りかかると長蛇の列。

この安田屋さんの小鹿野町店が元祖である。

私とわたしのバディーは旅館で入浴中に偶然、登山のはなしで盛り上がり知り合った鹿の子さんのお店にお世話になった。

鹿の子の店長さんが言うにはフタをとり一枚はどんぶり飯としてもう一枚は酒のアテにして食べるという食べ方もあるらしい。私は車で来たのでその日は酒は飲めなかったが、しょうゆダレの染み込んだあのカツを酒で流し込むのはどう考えても間違いない酒の飲み方でありカツの食い方だと思った。