那珂川馬頭温泉「まほろばの湯」サウナにご当地ルール有り
本日は土曜出勤の日。
うる星やつらのメガネの言葉を借りるなら、
「傷つき疲れた戦士のかりそめの休息」
ということで…。
まほろばの湯に行ってきた
前回行ったゆりがねの湯で夕日を観ながらまったりしようかと向かっていたところでまほろばの湯という看板。気になった筆者は予定を変更する。
料金はゆりがねの湯より100円高いがサウナ付きタオル200円
ロケーション
那珂川をはさんでゆりがねの湯のほぼ向かいにある。前回紹介したゆりがねの湯は、夕日のスポットとして推していた。
その対岸ということで夕日は背中側であり、少なくとも男風呂からは夕日は見えない。
しかし夕日は直で眺めるより夕日によって染まっていく山々を観るのもまたオツなものである。
まほろばの湯はそんな夕日に染められる山々を眺めながらほっと一息つける温泉である。
目の前は直売所
筆者の旅の楽しみの一つに直売所をまわるというのがある。
ここまほろばの湯は目の前にちょっとした直売所がある。隣町の茨城県大子町の名産も取り扱っているようだが筆者が訪問した時はすでに閉まっていた。
残念である。
料金はゆりがねの湯より100円高いがサウナ付きタオル200円
10:00~17:00は600円
17:00~21:00は500円
うーん首都圏から離れて改めて温泉の安さに舌を巻く。
しかもこの記事のときは、ちょうど感謝価格ということで100円引きの400円で入れた。
中身はチョコレート
タオル忘れた人は200円で買える。
カウンター前もちょっとした物産館、八溝の猪肉も売れてるよ
実は筆者はまほろばの湯へ向かう間にいろいろ寄り道しながらイノシシ料理を出してくれる店を探していたのだがすべて準備中だった。仕方なく道の駅「ばとう」にて八溝ししまると言うイノシシ肉の精肉を買った。「ばとう」にはたくさんの面白い名物があったので楽しかったのだが、まほろばの湯にもあったのかと意外な発見をした気分だった。
畳の大広間あり
館内はたくさんの休憩スペース二つの畳の大広間とソファーのある休憩スペース。小さいスペースだが夕日に染まる山を眺める休憩スペースもある。
レストラン
結構大きいレストランもある。興味は引いたが利用していない。
内風呂は四つ露天は一つ
内風呂は大風呂がひとつジャグジー風呂ひとつ寝湯がひとつ…あったような気がする。寝湯はうろおぼえ。
筆者はあまり内風呂の寝湯やジャグジーにはつからない。
あと根強い人気の電気風呂がある。
露天はおススメ。
この記事何回も言っている山のある景色が美しい。
険しい山ではなく小高い低山は親しみやすく、眺めながらの温泉はほっと落ち着きを取り戻せる。
露天の温泉は一つだが深いところと浅いところがあり、浅いところでは体を横に倒して青空を眺めながらゆっくりつかることができる。
全体的にプラスチックの様な人工物がなく石造りのベンチも風情を壊さずに好感が持てる。
惜しむらくは外気浴スペースがやや少ないことか。
戸惑うサウナのご当地ルール
ここのサウナは狭い。コロナ禍の今さらに入室制限をかけていて五人までしか入れない。
サウナマット(黄色いタオル)は更衣室にあり、一人一枚と書いてある。
それをサウナの引き戸のとってにかけておくのだ。
これがサウナに入る「予約」となるらしい。
知らずに筆者が中をのぞいてみると五人満員で諦めて外に出ると常連のおじさんが声をかけて親切に教えてくれた。
ラーメン二郎のロットにも似た暗黙のルールと言うか循環があるようだ。
ちなみに取っ手の上からかけて、順番が回るたびに自分のかけたサウナマットは下に降りていき順番が回った人間は下から自分のサウナマットを引き取りやっと中に入れる。
やっと筆者が中に入るとさっきのおじさんが
「おう。入れたか。よかったなぁ」
と声をかけてくれた。
サウナの中ではおじさん達は全員顔見知りになっていくらしくて雑談に花が咲く。
話は聞いていてほほえましくて僕はたいそう楽しかったが、やはり常連の中で盛り上がっている感はいなめないので今後は積極的にサウナ利用はしないだろう。
感想
各項目でいろいろ書いたのでここで書くことも少ないのだが、温泉のロケーションもいいし大きい温泉だし安いし設備もいい。
今後もしばしばお世話になるだろう。
最近は那珂川、黒羽の方面がおもしろいし景色がきれいでつい足が向かう。