残業の心理学〜サンプル数 1 〜

ブラックな会社に入ってしまい残業をいかに減らせるか日々格闘するサラリーマンの葛藤の話。

残業から1人だけ早く帰ったら無視してきた同僚を呼び出した件

今日も残業してしまった。

 

他の人間は僕が帰ってもいつまでも残業している。

 

昨日、僕が先に帰る時に挨拶せずに無視されたので呼び出して話を聞いてみた。

 

「残業したい人は他人は関係なく残業したいからしてるわけですよね?残業中に先に帰られると腹が立つならなぜ帰らないんですか?」

 

昨日はよっぽどキレそうだったが極めて穏やかに対話できたと思う。

そして向こうも不満点を僕に教えてくれた。

 

要約すると、〇〇さん(上司の名前)がまだやって欲しい事があるらしいのに

「〇〇さん他にやることはありますか?」

と、一言入れて帰ってもいいのでは?と言うことだった。

 

なるほど、彼はそう思ってたのね。

やっぱりちゃんと話を聞いてみないと人は誤解をするんだなぁと思った。

 

彼は定時までの普段の仕事が遅い。遅いのはいいがサボっている姿を僕以外の人間が度々目撃している。

 

僕の価値観で言うと残業にならないように定時まで仕事して、自分の中で仕事が回りそうだったらむしろサボるのは肯定的だ。

だから彼はどれだけ頑張っても残業になるのだからとタカを括って日中サボっているのだと僕は思っていた。

 

ただ、話を聞いてみると残業に対する考え方や価値観が全く違うようだった。

 

彼は負担が大きい〇〇さんを気遣っていたのだった。

 

これは収穫だ。話せてもらえてよかった。

 

「なるほど、教えてくれてありがとうございます。今後は出来るだけ一言〇〇さんに断りを入れます。ただし僕は残業が嫌いだし家に帰ってやりたい事がある場合は残業を断ります」

 

と言った後、僕は時間をくれたことに感謝を述べて彼を解放した。

 

こうなると残業の根本的原因は前回のブログにも書いた上司が残業していることに起因するということになる。

 

doron-ko.hatenablog.com

 

 

と、いうことは〇〇さんにいつも残業になっている仕事を聞いて日中に済ましたら残業が減るのかどうか。という実験をしてみることにする。

 

僕の残業との戦いは続く。

 

 

 

ちなみに今回話を聞いた彼は残業は嫌いじゃないらしい。