残業の心理学〜サンプル数 1 〜

ブラックな会社に入ってしまい残業をいかに減らせるか日々格闘するサラリーマンの葛藤の話。

ゲゲゲの鬼太郎 第14話 「まくら返しと幻の夢」クレヨンしんちゃんオトナ帝国の逆襲を混じえての感想

今回の話は僕の大好きなクレヨンしんちゃんオトナ帝国の逆襲とかぶるところが多いです。


そしてこういう話に僕は弱いです…。


子供にとっての夢と大人の夢は得てして正反対なのが辛い。子供の時は理想の大人を夢見て大人になったら在りし日の情景を夢見る。


このブログ始めた頃からいつか「オトナ帝国」については本腰入れてレビューしたいと思っているのでここではサラッと。



やはりこの話で1番重要なシーンはまさし君のお父さんが現実を受け入れ大人に戻るシーンでしょう。

大人に変わる様はと作為的に皮肉でユーモラスに描かれています。大人になるということは大抵の場合こんな風に汚くなります。

しかしこの事こそ自分の歩んできた人生そのものでありそれを否定する事は出来ないのです。それを否定した時無邪気で何も積み上げてきていない夢だけ見る少年になってしまうのでしょう。そして自分の人生の一部である息子を認識した時否応無く大人になる。

その汚い姿は残酷とも言えるし誇りとも言えるでしょう。


この場面はオトナ帝国にもあります。観た人は言わずもがなでしょうがヒロシの靴の匂いを嗅いだシーンですね。


もうこのシーンと最後の少女との会話だけでもう涙なしには観れません。


またオトナになれなかった少女が大人になった人たちを誘って子供の楽園を作るのもオトナ帝国とかぶります。

オトナ帝国のケンとチャコも大人になれなかった人間です。


やっぱりこの少女の心情やバックボーンあってのこの回の重要性が生きます。


大人たちによる子供の楽園を作るのは少女やオトナ帝国のケンとチャコの嫉妬と呪いのようなものでしょう。