残業の心理学〜サンプル数 1 〜

ブラックな会社に入ってしまい残業をいかに減らせるか日々格闘するサラリーマンの葛藤の話。

本や記事は要所だけ読むか読み込むか

本や記事を浅く出来るだけ多く読む人とじっくり読む人がいると思う。
もちろん両者は個人の性質の話なので良し悪しではないけど得られるものは大きく違う。
先に申し上げるとこの記事の見解は完全な私見である。

要所を読む人は効率を第一に考えている。あまり気長ではなく最短で最大の結果を導き出そうとしている。短時間でいろんなものに触れていろんな可能性を検証できる。イメージとしてはホリエモンが出てくる。

反して記事を読み込む人は凝り性で盲目的なところがあり集中力が強いタイプである。
多くの人はこっちのタイプなのではないだろうか。

おそらく意識的に2つのバランスをとって情報は読んだ方がいいのだろう。


ちなみに私は読み込むタイプである。しかも何度も同じ映画を観る。何度も深読みする。
読み込むタイプとして最大のメリットは理解力だと私は思っている。どうやっても映画は一度しか観ていないと表面的なストーリーと漠然とした面白いかどうかの判断で終わる。その面白いかどうかは一番大切な事なのでそれは良いのだが、好きで好きで何回も見るとふと映画のシーンの行間がある事に気づくことができるようになる。その行動が何を意味するのか。間に入った小物や動物に何の意味が込められているのか、ストーリーがどの様な構造になっているのか。
丁寧な作品のその行間に気づくと他の作品を観た時も理解度がかなり影響される。

これは知り合いの自称活字中毒文学少女も言っていた。小説の行間のその間の意味に気づく瞬間があるらしい。

よく聞く話だが年間◯◯◯本映画を観ていると豪語される方がいる。寧ろ映画が好きな人は結構通過点としてそう言う時期があるだろう。本職の方やそれらの映画を読み込んでいたり、読み込んでいないにしても飽食にならずに楽しめている方には何をか言わんやだが、そうでないないなら絶対やめた方がいい。本当は面白いはずの映画が面白くなく感じてしまうしその映画はきっと一度観た映画としてレッテルを貼るので二度と観ないだろう。

私などに言われるまでもなく好きな映画やアニメは長く付き合って何回も観ていただきたい。