残業の心理学〜サンプル数 1 〜

ブラックな会社に入ってしまい残業をいかに減らせるか日々格闘するサラリーマンの葛藤の話。

トワイライトシンドローム 第十の噂の世界

今朝eスポーツの特集をテレビで見た。

恥ずかしながら私は初めて耳にしeスポーツについてザックリ調べてみた。

私は大いに現在のプロゲーマーや未来のプロゲーマーに励んでこのほしいと願っている。

どうやらeスポーツで競うタイトルには対人対戦の物で競うようだ。私は時間をかければ誰にでも出来るゲームが好きでそればかりやってきた。その中の1つにノベルゲームの様な文章を読んで進めるタイプのゲームもある程度触れてきた。

そこで最近久し振りにトワイライトシンドローム やったのでトワイライトシンドローム の話を乱文にて記そうと思う。

トワイライトシンドロームとはどんなゲームかは知っているものとして割愛させて頂く。今回記すのは最後の章になる第十の噂だからだ。

この第十の噂は〆だけあって流石に面白い。長谷川ユカリたちが滑り台を3回滑って別の空間に迷い込む理屈は私自身子供の頃同じ空間をグルグル回るのに拒絶的なところがあったのでチサトに親近感があった。

この世界の特徴は「夕焼けが生のしがらみを忘れさせて死へ導く」事だ。そしてここの住民は夕焼けを懐かしく思い安息を得る。

私が面白いと思ったのはこの空間がクレヨンしんちゃんオトナ帝国の逆襲と類似する事だ。両者とも西岸良平の三丁目の夕陽から来てる可能性もあるが、それよりも昭和の風景は夕焼けとセットで彼らの世代は憧憬を感じるのでは無いだろうか。

もちろんトワイライトシンドローム の場合逢魔時と言う意味も兼ねているだろうが。そこでユカリは死の間際、忘却の間際で最後に残った自分の気持ちに気づく。そして自分を待っている人がいることを告げられ自分が帰りたいと願う事でユカリは現実の世界に帰ることができる。まさにメメントモリそのものである。

もしかしたらユカリは心の底では死んでしまっても構わないと思っていたのでは無いだろうか…。

この作品をすると生きることの素朴さ尊さに心が温まる。そしてユカリと共にほんの少しだけ自分が素直になれる気がする。


トワイライトシンドローム究明編