残業の心理学〜サンプル数 1 〜

ブラックな会社に入ってしまい残業をいかに減らせるか日々格闘するサラリーマンの葛藤の話。

JALとターキッシュの国際線のアメニティと持っていったアイテム

今月の頭に久しぶりにヨーロッパへ旅行に行きました。

 

書きなぐりだけど機内サービス等覚えていることを記そうと思います。

 

まず成田からフランクフルトまでJALで向かいました。

 

飛行機はボーイング787

 

座席は最後尾の窓側。

 

機内に持ち込んだグッズはダイソーの300円ネックピローとAmazonで買った膨らませるタイプのフットレスト、耳栓はMOLDEX、ダイソーで買ったアイマスク。

 

 

MOLDEX メテオ (モルデックス メテオ 8ペア)

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  • メディア: ヘルスケア&ケア用品
 

 掛けるタイプもあります。こっちの方がいいかも。

 

 

機内サービスのアメニティはブランケット、ヘッドホン、腰当て。

 

 

まずは一番気になった事は…

 

寒い!

 

とにかく寒い!

 

飛行機ってそう言えば寒い事あるよなぁ。と思って夏の旅行だがフリースも着て機内に入ったけどそれでも肌寒い。

 

筆者は寒がりなので特にだが、隣が空席だったのでブランケットを拝借して上半身と下半身それぞれにかけたが、それでも寒い!

 

キャンプ用のシュラフを機内に持ち込めばよかった、もしくはダウンを家から持って来ればよかったと後悔した。

 

後述するけども「帰りの飛行機ではシュラフ持って機内に入ろう」と決意したがターキッシュはそんなに寒くなかったです。

 

と、言うか日本人はクーラーかけすぎじゃないか?帰国して電車が寒くてびっくりした…。

 

 

もう1つは、座席がほぼ倒れない。

これはもしかしたら最後尾だからとか、JALの787のシートがそういう仕様の可能性がありますね。

777はそうじゃないのかもしれない。

しかも長く座っているとめっちゃケツが痛くなった!

正直言って機内環境は断然ターキッシュの方が良かったな。

 

帰りのターキッシュは777だったが結構シートが倒れた。

あと、シートのヘッドレストがターキッシュの方が豪華だった。ヘッドレストが上下するのはもちろん左右を曲げて頭を固定できるようになっている。

 

行きのJALで良かったのは映画の種類。

正直気になっていた映画を観きれないほど用意してくれていたし個人的にセンスがいいと思いました。

 

それに国際線は未だ未公開映画をいち早く観れる事があるけどターキッシュは日本未公開映画は無く、公開順が日本より遅いからかな?と思いましたが如何でしょう。

 

コンテンツのUIデザインと言うのかな?それもJALの方がオシャレだった。

 

機内食はこんな感じf:id:doron_ko:20190728190846j:plain

カレーだった。これが旨い!!卵のこの半熟具合!

 

機内食はおかわりを貰えると聞いた事があるので今回挑戦しようと思ったが結局腹は満たされたのでもらわなかった。

 

それでもCAさんに聞いてみたところ

機内食が余ってお代わりをご希望のお客様がいれば対応する」との事でした。

 

しかし、機内食って絶対偏りますよね。行きのJALではみんなカレー頼んでたし、帰りのターキッシュでは夜はチキンを頼んで朝はみんなビーフ頼んでました。

 

僕も御多分に漏れず。やはりボリュームを求めるんですよね。

そして食べた後に思うのです。

「もう1つの機内食の方がうまかったのでは」

と…

 

あとで触れますが、その可能性は大いにあります。

 

 

さて、帰りのターキッシュはヘルシンキからイスタンブールでトランジットして成田へ行くルートです。

 

以前、ヘルシンキからフィンエアーで帰った時に一睡もできず、東回り特有の激しい時差ボケになったのを記憶しております。

 

ちなみにヘルシンキイスタンブールの時刻は同じです。

と、いう事でヘルシンキからイスタンブールまでの3時間のフライトは特に何の苦痛もなく国内線と体感は変わらなかったです。

 

飛行機はA321。少し小さめのエアバスです。

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シートはJALよりゴージャスだと個人的に感じました。ヘッドレストが合成革だったりJALの角ばったシートとは違い、丸み帯びてて個人的にはターキッシュの方が好みでした。

 

A321のコンテンツ視聴はカナル型イヤホンでしたね。

 

しかし機内の動画コンテンツは音が酷すぎるので日本でまだ上映していない映画を観るのでなければ空港のWIFIAmazon primeからいくらかの動画コンテンツをダウンロードしておいた方がいいかもしれません。

 

Prime Video

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機内食で「パスタかチキンか」と聞かれたのでチキンを頼みました。周りもみんなチキン。

 

味はまあまあ。っていうか僕は美味いものは美味いというけど、不味いとおもうモノってあまりないんだよなぁ。

 

まあ肉にジューシーさは無い。

 

あと帰りの便の機内食は撮り忘れてました。

 

で、トランジットして成田行きターキッシュ!

 

飛行機はボーイングの777。

ボーイングの大型飛行機で、俗に言うトリプルです。

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ここに来て更にターキッシュの好感度が爆上げです。

 

まず登場時に客室乗務員さんが慣れない日本語で「こんばんは」と言ってくれます!

 

フィンエアーではアウェイ感が半端なかった記憶が蘇る…。

と、言うかそういうものだと了解してただけに感動しました。

 

挨拶だけでなく何人か、結構な数のCAさんが日本語で対応してくれます。

 

そして、アメニティの充実がハンパない。

 

記憶の限り記すと、ブランケット、クッションはもちろん。耳栓、アイマスク、スリッパ、寝る時の靴下、歯ブラシまでありました。

 

今回長距離を飛行機に乗って思ったのが、寝る時に靴下を履きっぱなしにすると、足首に出来る靴下のシワが足首を圧迫して痛い…。

 

アメニティの寝る時の靴下の効果は絶大だと感じました。

 

そして夕食はトランジット前とメニューが同じだったので、狙い通り!今度はパスタを頼んでみました。

 

結論から言うとパスタの方が超絶美味かった!

 

パサパサの肉料理を食うよりたっぷりチーズを乗せたトロットロのマカロニの方が断然美味しかったです。

 

しかし、朝食は周りと同じで、またパッサパサのビーフ料理を頼んでしまう。

 

やはり深層心理で少しでも元を取ろうと肉料理を選んでしまうのか…。

 

シートが結構倒れたし、シュラフもあるし空調もちょうど良かったので思ったより爆睡出来ました!

これは嬉しかった!!

 

以上が今回のJALとターキッシュの比較です。

 

ちなみに各社のスペシャルソフトドリンクはJALはキウイジュースでターキッシュは自家製レモネードでした。

 

JALの方が美味しかったです。

「Dr.Stone」石化はナノマシンでは?

今期夏アニメで私が一番楽しみにしているDr.Stone。これが実に面白い。

あらすじとしては、現代で人類、およびツバメのみが一瞬で石化してしまい、3700年を経て主人公の科学オタク、「千空」の石化が解ける。

千空は親友であり、体力自慢の大樹を石化から解き、人類を復活させながら石器時代から近代文明まで科学の復活を突き進む。

 

ざっくりとしたあらすじはこんな感じ。

 

あまりに面白いのでフライングして1から3巻まで漫画を見てしまった。

そこでこの物語のバックボーンに既視感を覚えたので、なんだろう…。と思っていたら∀ガンダムと世界観が似ていることに気づいた。

 

注意して欲しいが、こう言う言い方をすると勘違いする人が    いるが筆者はあくまで世界観の共有点を言っているだけで、Dr.Stoneが∀のパクリとは言ってないし思ってもいない。

ただし似た世界観を持つのであれば可能性の1つとして1つの仮説を唱える事が出来ると思った。

 

さて、脱線してしまった。

 

まず似ていると思ったのは一度全人類が滅びて生態系が戻っている点だ。

 

∀ガンダムでは∀の月光蝶というナノマシンによる文明の分解として一度世界が滅びる。

 

その数千年後に主人公ロランセアックの時代になり、地球の文明は18世紀くらい?の文明まで進歩して地球は新たに緑豊かな惑星になっている。

 

Dr.Stoneは文明が直接風化する事はなく、人間とツバメを石化することによって文明は自然に風化し、生態系が一から出来上がる。

そして千空が蘇ることによって旧石器時代に戻る。

 

石化からの復活

∀はホワイトドールとして祀られていた時は体表が石に覆われていた。

ウォドムの攻撃によって目覚めた∀は体表の石を砕き起動する。

後のエピソードで∀はナノマシンによって自己修復の際に表面が石化する事がわかる。

(厳密に言えば修復過程で死んでいったナノマシンが石化のように見えるとかだった気が…)

 

あれ?Dr.Stoneでも同じような話があったな…。と、思った。

 

そう、杠の足に復活液を使った時に石化解除と同時に破損した部位と細胞が繋がるという話だ。

 

来週、再来週あたりのアニメ版で石化解除の修復力がわかるエピソードがあるだろう。

 

筆者もSFを嗜むための基本的なナノマシンの知識しか持ち合わせていないが、ナノマシンならこれらの事象を起こすことは可能ではないだろうか…。

 

ナノマシンだとすると人間とツバメをピンポイントで石化する事も可能だろう。

 

事前に実験としてツバメのDNAのみに反応するようナノマシンをプログラムしてツバメが石化するかを試す。

 

成功したので人間のDNAに反応するように組み替えてナノマシンをバラまいた。という流れではないだろうか。

 

そこから分かる事は、人類を石化させた存在はもともと人類を滅亡させるつもりはなく、人類含めた生態系を元に戻す事が目的だったのではと筆者は推察する。

 

最後に、これはあくまで他のSF作品を参考に展開を推察しただけのものであり確実性はほぼない。ただ、そこまで破綻も無いと思う。

 

付け加えると本当はナノマシンによって石化というのはSFとしてはそこまで衝撃的でも無いし、もう少し捻った展開を筆者は期待している。

もしくはそこに至るまでの過程がとても面白い事を期待している。

 

とにかくDr.Stoneは面白い!

歴史と科学の好きな小さなお友達、大きなお友達は一見、一読の価値あり!!一読じゃ終わらないと思うので。

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あとはヘルシンキから日本へ帰るだけ

朝起きたら公園には何人かすでにワークアウトをしていたりベンチに腰掛けた人たちがいた。

 

早々とテントをたたみ、バスターミナルへ行く。

その公園の木でリスをみた。小さな違いに感動する。

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タンペレではフィンランド初の公共サウナRajaportti Saunaは定休日だったのでそれが心残りである。

 

ヘルシンキに戻ると弟に土産としてフィンランドビールを買った。


今回の旅でドイツが長かったからかことあるごとに何となくビールを飲んでいた。

しかも常温のビールに何の抵抗感もなくなっていたくらい何故か一時的にビールが好きになっていた。

 

弟に買ったフィンランドビールは熊のパッケージのKARHUというビール。僕はそこまで美味しくなかった。


あとフィンランド行ったらPandaチョコレートは一回試したほうがいい!ウォッカチョコが一番おすすめだが酒が入ってるチョコがほんと美味しい!

ぜひ試していただきたい。

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マジで探し回った割に空港にもあった。デパートにあったりする


 

後で飲むターキッシュエアラインズのトルコのビールのほうが美味かった。

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バスの待ち時間、来ていたストリートミュージシャンに余っていたユーロのいくらかを渡し、今回の旅を締めくくるのだった。

タンペレのスモークサウナのkuuma

サウナの記事だと写真が撮れなくて困る。


しかし、今日はやっと久しぶりにスモークサウナに入れる。多少値は張るが気にならないくらいポンと出せるくらいスモークサウナは素晴らしい。

 

燻されてるぜー!ってなってザブンと雪に囲まれた池に入る!ゆっくり使っている余裕など許さない水温。燻されたにおいはいまだ少し残っているがにおいが消えぬうちにまた再び入る。冬季のフィンランドに外気浴という余裕はない。サウナにもどるまでの道ですら足が痛いのだ。そしてサウナの中でチリチリとまた燻される。

そんな体験が前回私のサウナ感を変えたキローパのスモークサウナだ。

 

そんなスモークサウナ、タンペレにあるのはSauna & Restaurant Kuumaという都会派と言われているサウナだ。

到着してみると確かに都会派。というかもう優雅。

開店と同時に入り僕一人しかいない。サウナ内も整った部屋で以前入ったログハウス然とした雰囲気ではなかった。

 

ロウリュ

 

水蒸気と共にマキのにおいが広がっていく。これだ。

日本ではなかなか味わえない。スモークサウナに入るためにフィンランドに行ってもいいと思えるような匂いと体を包む温感。三度のロウリュが丁度よい。

 

そして川につながったプールに入る。

やはりタンペレ。黄色くて粘っこい。上がって外気浴。夏とは言えおそらく14度前後。少し肌寒いが前回のようにサウナと池の往復ではなく外気浴する余裕がある。

 

三セット目から客が増える。しかしこの客は二人明らかにビジネスの同僚。こんなところで裸の付き合い?面白いなぁと眺めていたら話しかけられた。フィンランドのサウナではよくある。

 

そして二人は水風呂に入り外気浴しながらソーダを飲んでいた。

今度は女性二人が入ってきた。少しづつ客足が増えてきたようだ。

 

今日は一日の大半はサウナに入ると決めていたのでゆっくりと楽しんだ。

 

文字通りその日はこれ以上特筆するべきことはない。

 

そして最後のテント泊の公園を探して寝床についた。

タンペレの湖は黄色くて粘っこい

ヘルシンキへ下り立ったらヘルシンキ大聖堂へちょっと寄り道してからバスターミナルへ行く。

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バスターミナルはデパートの地下で分かりづらかった。

今から行くタンペレは携帯電話のノキアのある場所でフィンランドの公共サウナ発祥の地と聞いている。

 

以前にサーリセルカの近くのキローパという場所で入ったスモークサウナで人生観?とまではいかないまでもサウナ感を大きく変えられた。

以来、僕は日本でもあのユースホステルで入ったサウナを求めて各地でサウナに入っている。まあ旅のついででもあるけど。

 

今回のタンペレはまさにサウナの為に来た。二泊サウナの旅。



一日目は湖畔沿いで湖に飛び込むRauhaniemi sauna。

値段は安く、湖畔に飛び込むのはまさにイメージしたフィンランド式!

…と思う人も多いだろう。しかし、この湖かなり汚い。まず黄色い。そして上がったとき若干ねばつく。うわ…。と思っていたが繰り返すうちに適当に慣れていく。

 

これこれ!フィンランドのサウナは外気浴で自然を観ながらボーと物思いにふけるこの時間からの解放がたまらん。

もはやこの黄色い湖も外気浴で座っている岩場もロケーションの一部でそれ含めてラウハニエミのサウナといえる。

そこで僕は思った。日本人だって温泉はいるのに日本の北の端から南の端まで旅行する。それは泉質もあるけどロケーションは外せない要素だ。指宿の気候、自然、街並み、登別の気候、自然、街並み…etc


そういった楽しみ方はフィンランドのサウナにも通じるんではなかろうか。フィンランドのいろんな場所のいろんなサウナでいろいろ違いがあってそれを楽しめるのではないだろうか。そんなことを考えた。

 

興味のある方はラウハニエミの黄色い汚い湖のサウナに入ってくれ。ちなみにスモークサウナではないです。

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この日はそのサウナの近くにテントを張ることに決めた。

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今日はタリンクシリアラインでおやすみ

友人宅を出て二日はバスで寝て昨日はテント泊、今日は船の中のふかふかベッドで寝れるぞ。

 

船の時間まで前に行けなかったヴァーサ号博物館へ行く。

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今年はアニメでヴィンランドサガもするしタイムリーである。実際迫力はあるし展示内容も充実していてとても勉強になる博物館だった。

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そして船の時間。重たい荷物からの解放。夜は適当に食って明日の朝はモーニングビュッフェでたらふく食える。

 

タリンクシリアラインは以前にもお世話になった。というか、北欧周るならマジで便利。

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相席割引なら格安なうえに移動代も宿代も兼ねる。しかも寝てる間に移動完了。


なんといってもストックホルム側の亀ハウスのような小さい島々が個人的に本当に好き。

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初めてみたときに衝撃を受けて、そこで暮らす人のことを妄想した。別荘かもしれんが。

 

明日はヘルシンキ。そしてタンペレ。そしてサウナだ。

久しぶりのストックホルムそしてはじめてのシュールストレミング

コペンハーゲンからストックホルムへ着いた。

途中検問で英語が下手すぎてトラベルがトラブルに聞こえたらしくてバス内を笑いに変えてしまったぜ。

 

恥をかきながらはてさて、ストックホルムについた。久しぶりに来たが本当にきれいな街だ懐かしさを感じながらひとしきり歩きストックホルムでの目的「シュールストレミング」の調達を始める。

ストックホルムで有名な市場エステルマルム。ここでシュールストレミングがあるか聞いたら出してくれた。値段は15E。やすい!!日本で調達しようとしたらいくらかかるというのか…。

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僕は旅先で変わった発酵食品を嗜むのが大好きなのだ。悪食といってもいいだろう。そこへ来てシュールストレミングを試さない手はないだろう。早速、迷惑にならなければ自然物を使ってキャンプを許される北欧の制度を使わせてもらう。

要するにキャンプ地を探す。


ABBAミュージアムを通り過ぎたところにちょっとした森があるのだ。そこへ移動しテントを張った。

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そして満を持してパンパンに膨らんだ缶と十徳ナイフの缶切りをビニール袋に包んで力を入れる。

プシュ!

情報道理勢いよくビニールの中で飛沫が飛んだ。これが体にかかったら危ないところだ。

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匂いは…。確かに臭い。かなり臭い。しかし想像のほうが勝る臭さではあった。

さっそく一口食べてみる。

…塩辛い。あと心なしか舌の上で炭酸の様なシュワっとした感じがするようなしないような。

パンと一緒に食べてみる。それでも塩辛い。ってかこの臭さ後に引く。

なんだか気持ち悪くなってきた。

発酵食品特有のおなかパンパンになる感じもする。

 

それからは格闘だった。

基本的に食べ物を捨てない僕は時間をかけて食べた。くさいし、気持ち悪いし、塩辛すぎるし、なにより少しでも間を空けるとハエがたかる。


ハエから逃げるように移動しながら食べ、缶を開けたところはハエがたかっている。

 

やっとのことで食べ終わり、ビニールを何重にもしながら空き缶を封印した。

 

その後は適当に歩き回りテントに戻った。

どこでもテント張っていいとは言え僕一人だし明らかに職質されても文句は言えない不自然さだった。