ゲゲゲの鬼太郎11話&12話
今回のゲゲゲの鬼太郎は二週連続の話でしたね。
正直先週の展開はテンポが独特でしかも展開が急だったのでどうなるかと思いましたが、蓋を開けてみるとやっぱり今期の鬼太郎は面白いなぁ。と言う印象。
まああの独特なテンポもテンポ悪いと言うよりより歪さを演出していて魅力的でした。おそらく狙ってそうしたのでしょう。
二週目の鬼太郎はメディアや権力に影響される不安定で暴力的な大衆の正義から物語が始まりました。
こう言う言い方すると気分が悪くなる方もいると思いますが、敢えて言うとオウム真理教のドキュメンタリー「A」や今日、事件や事案の当事者でない方まで飛び火する暴言や圧力は年々増長しているのでかなりキツ目のテーマから入りましたね。
ってかたぬきそば食べた人は捕まえるのかw
ブリブリざえもんみたいだなw
ブリブリざえもんは自分でとんかつ注文しといてキレるけど…。
それと今期の鬼太郎の特徴として戦闘シーンがカッコいいんですよね。
ぜひ鬼太郎以外のパーティもカッコよく描写してほしいとは思ってたけど、砂かけ婆も子泣き爺もネコ娘もカッコいいですね。
これまでもネコ娘と子泣き爺はちょくちょくカッコいいところ出てましたけど手だけ石にしてやりあったのはカッコよかったです。
しかし狸は子泣き爺を持ち上げたら負け確定だろ!
子泣き爺は原子力潜水艦も沈没させることができると言うのに。
そして一反木綿に乗った時の鬼太郎のカメラワークとか一瞬顔がアップして後ろ髪を軽く動かすシーンとかカッコいいアニメーションでした。
関係ないけど先日、新橋にある岡山鳥取の物産館に行った時小さい女の子が
「鬼太郎ってはじめはマンガだったんだね」
と母親に言っていました。母親は五期か四期の年代の方の様でしたが鬼太郎の話題を共有していました。
こうやって新しいアニメとしてリデザインされ今や古典と言える水木しげるの作品に興味を持ってもらえることはとても素晴らしいなと、感嘆たる思いでした。