残業の心理学〜サンプル数 1 〜

ブラックな会社に入ってしまい残業をいかに減らせるか日々格闘するサラリーマンの葛藤の話。

尊敬するアニメ主人公TOP3   NO.3  無責任館長タイラーより、 ジャスティ・ウエキ・タイラー

全てのアニメを観ているわけではないし、近年のアニメはチェックしているタイトルが少ないが人並み以上にアニメを観ている自負がある。

そんな僕にとって人として(と言う言い方は嫌いだが…)尊敬するアニメ主人公を紹介しよう!!

 

NO.3 ジャスティ・ウエキ・タイラー (無責任館長タイラー)

タイラーはよく言えばマイペース悪く言えばバカ。この際タイラーが切れ者かどうかは置いておいて懐が深いのは確かだ。

第三話の宇宙戦艦内で戦闘機乗りと海兵隊のいさかいが発展して戦艦内の戦争になった。戦地にたどり着く前に艦内はボロボロ。それを見た副館長のヤマモトがタイラーに「乗組員にガツンと命令を下すんです」と進言するが「命令…ねぇ。ま、好きにすれば」「固い事は抜きにして、みーんな好きにやろう」と言う。そのせいで四話では艦内でタイラーに対してクーデターを蜂起されたりするが、このセリフは彼自身の哲学を伺わせるところで、決して人を縛らず人に縛られない。

敵軍から逃げて逃げて追ってきた敵軍は深入りをしてプロミネンスに巻き込まれ自滅をする回もあるが「負けるときは何をやっても負けるよ。相手は僕たちより強くて賢くて数も多かった。それでも負けちゃったんだもの。こっちは只逃げてただけ。」と言い放つ。タイラーはラッキーマン並みの天性の幸運に恵まれているという事もあるが戦果を挙げる。人が好きで人に優しいので乗組員も次第にタイラーを好きになっていく。

先のエピソードは壁から逃げろとか努力をするなという事ではなくて、世の中にありふれている勝ち負けに振り回されて好きじゃないことを無理してすることはない。という風に観たらタイラーのような生き方はとても自然で、しかも誰もがしたくても振り切れない生き方を体現している存在だとわかる。

 

僕が勘ぐるにタイラーの性格の設定の根本には親鸞に影響されていると思う。

善人なおもて往生をとぐいわんや悪人をや

親鸞は僧でありながら配偶者を持つという当時の僧にとってはご法度ともいえる事をしていたりする。親鸞は自身を愚禿と称し自らを凡夫とい言った。だからこそ善人ですら往生できるのだから、慈悲のある仏様は罪のある悪人はなおの事助けてくださるだろう。と言った。(だからと言って他人に迷惑のかかる犯罪行為の肯定ではないので。念のため)

タイラーはおそらく自分が善人だとは自覚していないしもしかしたら馬鹿だと自覚しているのかもしれない。だからこそ人の欠点も人の持つ美徳としてそのまま愛し、優しくいられるのではないだろうか。

そして親鸞の結婚のように愚行に見えようと好きなことを他人の目を気にせずしなさい。という観念が「固い事は抜きにしてみんな好きにやろう」と言うセリフに出ているのだろう。

このようにタイラーと言うキャラは人間性と言うより、一つの悟りに至っている人物といえるのかもしれない。

彼のように世の中の自分にとって大切じゃない雑音に囚われず、自分の好きな事や、他人に対して無条件の愛情を持てる人間になれたらどんなに素晴らしいだろうと思う。


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