残業の心理学〜サンプル数 1 〜

ブラックな会社に入ってしまい残業をいかに減らせるか日々格闘するサラリーマンの葛藤の話。

ゼロの執行人はアニメ好きなら見るべし!

たった今、劇場から出たところだが新鮮な感動を記録したいと思う。

もちろんアニメや映画は何度も同じものを観て様々な事に気付き考察し、議論する方がより作品を理解できるのだが。やはり、終わった直後の率直な感想はたった一度のモノだし記録した方がいいと思った。


まず、知り合いが今回のコナンを分類するならバーフバリやマッドマックスと言っていたので期待値はもの凄く高かった。ハッキリ言ってその期待は少しハズレてしまった。しかしつまらないわけでは無くて期待してたイメージとは少し違っただけで期待値には充分に達していた。(と、いうより私はてっきり2時間ぶっ続けでコナン君が乗り物で走ったりアクションをしたりダンスを踊るのかと思っていた)

やっぱり何と言っても醍醐味は「ンなわけないだろ!」これに尽きる。理屈なんて大体でいい。それよりどう鑑賞者を楽しませるか。これに徹している。と、言っても思考停止のススメのような「頭カラッポにして云々」という事を言っているわけでは無くてアニメーションや話としての楽しみを追求するならそこはいいよね。ってところを割り切っている。だから動きは面白いし表現も凝っている。ドラマとしても胸に残る。まあ大まかにはそのドラマの部分もトンデモで笑えるが…。結局この国、この事件って何なのさ。この世界の日本の将来が不安すぎる…。

知り合いがバーフバリと比較したのはクライマックスの部分だと思うが、そこはかなり顕著に作り手は分かっててブッとんだ事をしている。アニメって実にそういう部分は大切で、アニメは「アニマニズム」の「アニマ」。つまり命を与える作業だったりする。キャラはもちろんそれは往々にしても物にも当てはまる。

ルパン3世カリオストロの城で例えるとフィアットのカーチェイスシーンでフィアットは動きの機微をグニャッと曲がった線で表現したりちょっとした段差で大きく跳ねたりする。もちろん壁も走る。

鳥山明○作劇場でも似たような事を言っていた。マンガなら人間が車より速く走る事だって出来る(うろ覚え)。媒体は違うが似た事を言っているし、そこはとても大事なところで非現実性はとても大事な要素なのである。

だから爆弾の爆発が花火だったのは笑ってしまった。

アニメとしての快感が十二分に詰まった名探偵コナンゼロの執行人是非観ていただきたい。

余談だが話としては所々パトレイバー2の内容が頭によぎった。あとコナン君の推理描写はユージュアル・サスペクツ思い出した。